店舗やオフィス兼用の住宅を建てるときに、気を付けたいこと

2020年09月20日
ブログ

シエナホームデザインでは、店舗兼用の住宅を建てることもあります。

店舗兼自宅という住居スタイルは昔からありました。さらに最近では、自宅で仕事をする「在宅勤務」への注目も年々高まっており、家は生活をするだけの場所ではなくなりつつあります。通勤時間もかからないし、仕事の合間に家事を済ませられるしと、店舗やオフィス兼用の我が家に憧れる方も多いのではないでしょうか。

今回は、私たちの施工経験を交えながら、店舗・オフィス兼用の家づくりについてお伝えします。

店舗兼住宅では、選べる土地が限られる

店舗兼用の住宅…。例えば建物の1階部分をお店にして、2階から上の部分を住居として利用するような場合、家の間取りやデザインだけでなく、選べる土地も限られてくるでしょう。

どんなお店にとっても、立地は非常に重要です。立地ひとつでお店を続けていけるかどうかが決まるといっても、過言ではありません。

飲食店であれば、お店のターゲット層にもよりますが、繁華街やオフィス街が立地として好ましいでしょう。美容院であれば繁華街はもちろん、交通の便を考慮しつつ、閑静な土地を選ぶのもアリです。

いずれにしろ、店舗兼住宅の場合、お店としての立地を最優先に土地選びをすることになります。

繁華街やオフィス街のようなにぎやかな土地は、お店の立地としては好ましいでしょう。しかし、住宅の立地としては、騒音が激しかったり土地が狭かったりと、たくさんの懸念点があります。

住宅の防音性を高め、限られた土地を最大限に活かす工夫が必要です。

自宅兼オフィスでは、働く本人だけでなく、家族への配慮が必要

最近では、会社に雇用されずに働く「フリーランス」という働き方も人気になっているようです。また、会社勤めでありながら、自宅やカフェで仕事をする「リモートワーク」という働き方も注目を集めています。

フリーランスやリモートワークという働き方をしている方にとって、自宅はオフィスだといえるでしょう。

働く本人にとって、自宅が快適なオフィスであることはもちろん大切です。

しかし、もっと重要なことがあります。自宅で仕事をしているということが、ほかの家族のストレスにならないよう、配慮することです。

自宅で働く人は、会社で働く人と比べて、仕事とプライベートの境目が曖昧になりがち。時期によっては、朝早くから夜遅くまで、自宅にこもって仕事をしなければならないときもあるでしょう。

働き詰めの姿、忙しさからくるピリピリとした空気、キーボードを叩くカタカタという音…

上記のような要素は、ほかの家族のストレスになりかねません。

働くスペースと生活するスペースをきちんと切り分けるために、間取りや防音性を工夫すべきでしょう。

店舗やオフィス兼用の住宅も、私たちにお任せください!

シエナホームデザインのお客様の中にも、店舗兼住宅のお宅を建てたご家族がいます。また、私の知人にもフリーランスの方がいるので、「自宅としても、店舗やオフィスとしても、快適な空間をつくるにはどうしたら良いのだろう?」と考える機会は多々あります。

以前ご相談いただいた店舗兼住宅のお宅では、お店のお客さんの目を気にせず自宅へ出入りできるようにと、玄関を建物脇に配置しました。

市街地の立地であり、敷地スペースも限られていました。建物を3階建てにしたり間取りを工夫したりと、限られたスペースを最大限に活かすために、さまざまな工夫を施したのも思い出深いです。

実際のお宅の様子は、下記の記事で紹介しています。どのような想いで、どんな工夫を施したのかを、お宅の画像付きでお伝えします。

市街地の3階建て店舗併用住宅

店舗やオフィス兼用の我が家を建てたい方、一風変わった要望のある方も、ぜひ一度私たちに相談ください。

ご家族のライフスタイルや働き方に合った、最高の我が家を、一緒に考えてみましょう!

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