住宅ローンを1%カット!住宅ローン控除とは?

2021年03月20日
ブログ

シエナホームデザインでは、家の間取りや機能性のことだけでなく、住宅ローンのような「お金回りのこと」も、積極的に相談してもらいたいと思っています。

今回は、家づくりのときにほとんどの方が利用することになる”住宅ローン”の負担を軽くする、”住宅ローン控除”について解説します。

住宅ローン控除とは?

住宅ローン控除とは、個人がローンを組んで住宅を建てたときに利用できる”控除”です。家を建てた年から10年の間、住宅ローンを1%控除(差し引き)してもらえます。(特例で現在2022年まで13年間に延長中)

住宅ローン控除は、毎年末のローン残高から1%ずつを、所得税から控除する制度です。例えば2020年の年末に4,000万円のローンが残っていたら40万円を、2021年の年末に3,500万円のローンが残っていたら35万円を、それぞれ所得税から差し引きます。

住宅ローン控除の適用条件

住宅ローン控除には、いくつかの適用条件があります。一般の方(店舗や事務所兼ではない住宅を建てる方)が気にすべきポイントをまとめたので、参考としてお役立てください。

  • 10年以上の住宅ローンを組んでいること
  • 対象となる住宅の床面積が50平方メートル以上あること
  • 家を建ててから6ヵ月以内に住み始めること
  • 控除の適用を受ける各年の12月31まで、そこに住んでいること

簡単にまとめると、床面積50平方メートル以上の物件を、10年以上のローンを組んで建てれば、住宅ローン控除を受けられます。

なお、住宅ローン控除の内容や条件は変わることがあります。最新の情報は国税庁のWebサイトから確認できるので、ローンを組む前にチェックしてみてください。

参考:No.1213 住宅を新築又は新築住宅を取得した場合(住宅借入金等特別控除)│国税庁

どのくらいお得か計算してみよう!

では、住宅ローン控除がどのくらいお得なのか、実際に計算してみましょう。

Aさんは令和3年の1月に、5,000万円の住宅ローンを組み、毎月10万円ずつ返済していくとします(年間120万円ずつ返済)。この場合、住宅ローン控除の上限額は40万円です。

  年末のローン残高 ローン残高の1%額 控除額(上限40万円)
1年目 4,880万円 488,000円 400,000円
2年目 4,760万円 476,000円 400,000円
3年目 4,640万円 464,000円 400,000円
4年目 4,520万円 452,000円 400,000円
5年目 4,400万円 440,000円 400,000円
6年目 4,280万円 428,000円 400,000円
7年目 4,160万円 416,000円 400,000円
8年目 4,040万円 404,000円 400,000円
9年目 3,920万円 392,000円 392,000円
10年目 3,800万円 380,000円 380,000円

10年間で、合計3,972,000円が所得税から控除されることになります。

浮いたお金は家族のために

家づくりには、何かとお金がかかります。我が家が建った後も、住宅ローンの返済だけでなく、新生活の資金や子どもたちの学費など、かかるお金はどんどん増えていくでしょう。住宅ローン控除のような制度は、積極的に活用していくべきです。

シエナホームデザインでは、家づくりそのもののことだけでなく、住宅ローンや土地探しに関する相談も積極的に受け付けています。

家づくりは、多くの人にとって初めてのことで、不安だらけだということを知っているからです。私たちは、些細なことでも相談してもらって、少しでも安心して家づくりに臨んでほしいのです。

家づくりに関するどんな悩みや不安でも構いません。何か気になることがあるなら、私たちに、気軽に声をかけてください!

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