【教えて!シエナの家づくり】その94.土地を買うときの注意点は?
家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第94回の質問は「土地を買うときの注意点は?」です。
「土地だけ先に買っておく」はできない
現金一括払いで土地を買うという場合は、土地購入において気を付けることは特にありません。
ただ、ほとんどの人は住宅ローンで土地を買うでしょう。この場合、土地購入のタイミングや家づくりの準備など、いろいろなことに気を付けなければなりません。
まず、「住宅ローンで土地だけを先に買っておく」ことはできません。住宅ローンはその名の通り、住宅を買ったり建てたりするためのローンです。土地だけを買うためにローンを組むことはできません。土地購入と建築費用がセットになってはじめて、住宅ローンでお金を借りられます。
住宅ローンの返済は融資実行の翌日から
注文住宅の場合、住宅ローンでお金を借り、まずは土地を買うことになります。銀行からローンの申し込み者(施主)の口座にお金が振り込まれ、施主はそのお金の中から、土地の売主や工務店にお金を支払っていきます。
住宅ローンの支払いは建物の引き渡しから始まります。ただし、これは元本の話です。金利の支払いは融資実行の翌日から始まることが多いです。
家づくりの構想を固めてから土地を買おう
融資実行の日から、家づくりは慌ただしく進んでいきます。どんな間取りにするのか、デザインはどうするのかといったことを考えずに土地だけ先に買ったり予約したりしてしまうと、暮らしやすい家は建てられないでしょう。
買う前提であれば、土地購入の予約ができます。ただし、予約の期間は長くて2週間ほどです。予約から契約を終えて、土地を決済するまでで考えても、1ヵ月ほどの猶予しかありません。
この間に、住宅ローンを通したり建築会社を決めたりしなければならず、どんな家を建てるか構想を固める時間はまずありません。
構想は予約で土地を取り置いてもらっている間ではなく、事前に固めておきましょう。
十分な時間をかけられず、追い立てられるように建築が進んでいく…。となっては、家づくりに大きな後悔が残ってしまいます。
家づくりはプロと二人三脚で
良い土地を見つけたからといって、すぐに購入を決めてはいけません。今回お伝えしたように、土地購入の予約をしたら、家づくりがどんどん進んでいきます。
間取りやデザインなど、建てる家のイメージを固めてから、土地を予約しましょう。でないと、時間が足りず、納得のいく家づくりができません。
多くの人にとって、家は一生に一度の買い物です。このような「購入までの流れ」のことなど、わからなくて当たり前です。
シエナホームデザインでは、家づくりの流れをわかりやすくお伝えすることを大切にしています。家づくりでは最初に何を考え決めなければならないのか、土地を探したり住宅ローンを組んだりする前にどのような準備をしておけばいいのか、二人三脚で、ワンステップずつ家づくりを進めていきます。
「何から手を付けたらいいのかわからない」「良さそうな土地を見つけたけど、ほかのことが何も決まってない」という方は、まずは下記リンクからお気軽にご相談ください。
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