【教えて!シエナの家づくり】その93.土地選びで気を付けることは?
家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第93回の質問は「土地選びで気を付けることは?」です。
土地は売主から直接買うとお得
土地を買うとき、売り手が誰なのかに注目してみましょう。土地は仲介業者からではなく、売主から直接買うとお得です。
土地を持っていて、売りに出している人を「売主」といいます。ただ、売主は業者に依頼して、土地の買い手を探していることもあります。この業者は売主と買主の間に入り、土地の売買を仲介するので、「仲介業者」と呼ばれます。売主の代わりに広告を出して買い手を探したり、買い手への対応をしたり、買い手探しをサポートする業者です。
もちろん、仲介業者はボランティアでこのようなことをしているのではありません。事業として、利益を得るためにやっています。そのため、仲介業者を通して土地の売買が成立した際は、「仲介手数料」を支払わなければなりません。
仲介手数料の計算式は「土地の価格の3% + 6万円 + 消費税」です。1,000万円の土地なら、仲介手数料は39万6,000円になります。ちなみに、この仲介手数料は売主と買主の両方が支払います。
ただ、売主から土地を直接買えば、仲介手数料はかかりません。
不動産情報サイトを見ていると、同じ土地が何社かから掲載されているのを見たことはありませんか?
これを注意して見てみると、「売主」や「仲介」と書いてあります。「売主」と書かれているのは、売主が直接出した広告です。ここから土地の購入を申し込めば、売主から土地を直接購入できるので、仲介手数料がかかりません。1,000万円の土地なら、約40万円お得に買えるわけです。
※計算式は土地の金額により変わります
相場より安い土地には要注意
土地の高い安いを判断する基準に「坪単価」があります。その土地が1坪あたりいくらなのかを示す数値です。
坪単価の安い土地を見つけると、お買い得物件を見つけたような気持になるかもしれません。人に買われる前に、早く買わなきゃと焦ってしまうかもしれません。
しかし、坪単価が安い土地、相場よりも安い土地には、安いなりの理由があります。坪単価は安くても、ほかの費用がかかり、結果的に相場以上の費用がかかってしまうこともあります。
斜面や高低差がある土地
土地を買うときは、その土地を必ず見に行ってください。見に行ってみると、物件情報からはわからなかったことがわかることもあります。
近隣の似たような土地と比べて、ずいぶん安い土地があったとしましょう。データで見ればお買い得物件ですが、実際に見に行ってみると、土地のほとんどが斜面だったり、道路と高低差があったりすることもあります。
このような土地に家を建てるには、土地を造成(用途や目的に合わせて土地を整えること)しなければなりません。当然、造成にはお金がかかります。極端な例ですが、造成に500万円もかかるような土地もあります。
土地そのものを安く買えても、多額の造成費がかかり、トータルで見たら損をするというケースも珍しくありません。
水道引き込みが必要な土地
水道が引き込まれてない土地もあります。不動産情報に「水道あり」と書いてある土地でも、引き込みが必要になることはあります。
不動産情報の「水道あり」の表記は、前面道路に水道管が通っていて、そこから水道を引けるという意味です。もちろん、水道が引き込んである土地もありますが、必ずしも引き込んであるわけではありません。
なお、水道の引き込みをするには50万円ほどかかります。
土地は工務店と一緒に選ぶのが安心
今回お伝えしたこと以外にも、土地選びで気を付けるべきことはたくさんあります。そして、造成や水道の引き込みなどの費用がかからないのか、かかるならどのくらいの金額なのかは、一般の方が見てもわかりません。
立地や広さ以外にも、見るべきポイントはたくさんあります。安いものには安いなりの理由があり、値段の安い良い土地というのはまずありません。
だからこそ、土地は工務店やハウスメーカーと一緒に選びましょう。
シエナホームデザインでは、家づくりを土地選びからサポートしています。希望に合う土地を探したり、一緒に土地を見に行ったり、二人三脚で家づくりを進めていくのが、私たちのポリシーです。
安くて良さそうな土地を見つけたけど「安い理由があるのでは?」と不安な方、家づくりのことで気になることがある方は、まずは下記リンクから気軽に相談してみてください。
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