【教えて!シエナの家づくり】その92.白い壁の部屋が多いのは何で?
家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第92回の質問は「白い壁の部屋が多いのは何で?」です。
内装を白でまとめると部屋が明るくなる
一般的な住宅では、お部屋の壁紙は白を基調としています。海外では奇抜な色の壁も見かけますが、日本では白をはじめとする控えめな色を選ぶことが多いです。
実は、内装を白でまとめることにはいくつかの理由があります。中でも大きいのが「お部屋が明るくなるから」でしょう。
壁の色が濃かったり柄が入っていたりすると、お部屋が暗くなります。実は弊社の事務所は以前、色の濃い内装でコーディネイトしていました。
しかし、どうも室内が暗い。打ち合わせスペースやテーブルの上も何となく暗くて感じが悪い。照明を足してもあまり変わらない。ということがありました。
そこで思い切って壁紙を丸ごと変えた、というわけです。白を基調とした今の事務所は明るくて、心なしか、お客さまも前より話しやすそうです。
黒い壁紙のトイレではリモコンがきかない?
シエナホームデザインが設計した家の中に、「トイレの壁や天井が真っ黒な家」があります。トイレの中を落ち着く空間にしたいということで、黒い壁紙を選びました。
家が完成して驚いたのが、トイレのリモコンがきかないことです。黒は光を吸収するといいますが、どうも、黒い壁紙は電波まで吸収してしまうようです。メーカーに問い合わせたところ、「黒い壁紙だとリモコンのききが悪くなる」とのことでした。
ちなみに、そのトイレには窓も照明もありますが、外が明るくても、照明を点けても、トイレは真っ暗でした。たしかに落ち着きはしますが、暗いのもリモコンがききづらいのも不便です。
シンプルな内装はインテリアを引き立てる
新しく建った家の中には物が何もありません。しかし、そこでの生活が始まれば、さまざまな物が持ち込まれます。家具はもちろん、絵を飾ることもあるでしょう。
これらを引き立たせるためにも、家そのものの装飾はシンプルにまとめるのがおすすめです。白くて無地のシンプルな壁こそ、家具や装飾を引き立たせます。壁に色がついていたり柄があったりすると、選べる家具が限られたり、部屋全体がごちゃごちゃした印象になったりしてしまいます。
奇抜なアイデアに要注意!結局、シンプルな家が暮らしやすい
家づくりでは内装や間取りだけでなく、買い物や通勤のしやすさ、住宅ローンのことまで考えなくてはなりません。考えることが多すぎて億劫になったり、将来の返済が不安になったりすることもあるでしょう。
しかし、「どんな家を建てようかな」と考えるのはやはり楽しいものです。家づくりについて考えているとテンションが上がって、奇抜なアイデアも浮かびやすくなります。
ただ、奇抜なアイデアをそのまま実現してしまうと、暮らしづらい家になるかもしれません。今回のトイレのリモコンのように、家が完成してから、思わぬ不具合に気づくこともあるでしょう。
そこで参考になるのが、工務店やハウスメーカーの施工実例です。シエナホームデザインでも、今までどんな建ててきたのか、写真付きで公開しています。
考えすぎてどんな家がいいのかわからなくなってしまった方、本当に暮らしやすい家を建てたい方は、下記リンクから施工実例をチェックして、ぜひ参考にしてください。
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