【教えて!シエナの家づくり】その90.駐車場はどう配置する?
家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第90回の質問は「駐車場はどう配置する?」です。
カーポートの設置で気を付けたいポイント
敷地の形や前面道路の状況にもよりますが、カーポートと玄関はなるべく近づけたいものです。カーポートと玄関が近ければ、雨や雪の日でも濡れることなく車と玄関を行き来できます。これは、雨や雪の多い新潟では特に意識したいことです。
ただ、カーポートと玄関が近ければそれでいいというわけではありません。カーポートの設置の仕方によっては、次のような不具合があるかもしれません。
- 玄関回りが暗くなる
- 圧迫感がある
- 柱が邪魔になる
玄関を出てすぐカーポートという設置だと、たしかに雨に濡れなくて便利です。ただ、玄関の屋根にカーポートの屋根がかかるような配置だと、玄関回りが暗くなってしまいます。カーポートの屋根が、玄関から出たときちょうど目線の先に来るような配置だと、視覚的に圧迫感があります。
また、玄関の目の前にカーポートの柱があるような配置では、移動の妨げになってしまうでしょう。
インナーガレージの設置で気を付けたいポイント
特に車好きな方にとって、インナーガレージのある家は理想でしょう。インナーガレージなら、先述の「玄関回りが暗くなる」「カーポートの柱が邪魔になる」などの問題も起こりません。
ただ、インナーガレージは面積を取ります。お部屋の大きさで換算すると14帖、つまり7坪ほどの面積が必要です。7坪分の坪単価が家の価格に上乗せされることになり、施工費が高くなってしまいます。
よほど車が好きな方なら「趣味の部屋」としてインナーガレージを作るのもおすすめですが、2部屋分のスペースを取ることを踏まえ、工務店やご家族とよく相談しましょう。
工務店とよく相談して、駐車場の配置を決めよう
家づくりで意外と見落としがちなのが、駐車場の配置です。カーポートの屋根で玄関回りが暗くなる、視覚的に圧迫感があるといったことは、図面からはあまりイメージできません。家が完成して、しばらくそこで暮らしてみてから、思わぬ不具合に気づくこともあるでしょう。
熟練の工務店なら、設計段階でこのような不具合にも気づけます。少しでも気になることがあったら、担当者に相談しましょう。
シエナホームデザインは、駐車場の配置から予算のことまで、たくさんの施主さんのさまざまな疑問に応えてきました。家づくりのことで気になることがある方、どんな工務店を選べばいいかわからない方は、下記リンクから気軽に相談してみてください。
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