【教えて!シエナの家づくり】その8.断熱性能の特徴は?
家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第8回の質問は「断熱性能の特徴は?」です。
断熱性は健康面でとても重要
シエナホームデザインでは、家づくりにおける「断熱性能の確保」を大切にしています。断熱性の高い家では、少ないエネルギー(光熱費)で快適な環境を保てるからです。快適な環境を保ちやすければ、健康的な暮らしもしやすいでしょう。
シエナの家なら、少ないお金で夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。これにより、冬場のヒートショックを防ぎ、真夏や真冬もストレスフリーに暮らせるでしょう。
ヒートショックの予防
断熱性が高く、真冬でも家中を暖かく保つことで、「ヒートショック」を防げます。これは特に、高齢の人や肥満気味の人、不整脈のある人にとって重要なことです。
ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所へと移動したときの「急激な寒暖差」により、心筋梗塞や脳卒中が起こることです。これは寒い場所に移動したことで、身体が「体温が下がってしまう!」と焦り、血管が急激に縮む(血圧が急上昇する)ことで起こります。
家の中に寒暖差があると、命に関わることもあるのです。そうならないよう、シエナホームデザインでは部屋の中はもちろん、トイレや廊下から脱衣場まで、家中を暖かく保てるように家を建てています。
ストレスの低減
断熱性が高い家は、わずかなエネルギー(光熱費)で、快適な住環境を保てる家です。エアコンで暖めたり冷したりした空気が外に逃げていかなければ、室温維持にかかるエネルギーも少なくて済みます。
「お金がかかるから」と、冷暖房を入れるのを我慢した経験は誰しもあるでしょう。シエナの家では暑さ・寒さを我慢するストレスはもちろん、「冷暖房にかかるお金を気にするストレス」からも解放されます。
シエナの家ではエアコンを点けたまま眠っても、一般的な住宅よりも光熱費を抑えられます。暖かい(涼しい)中で目を覚まし、気持ちよく一日を始める暮らしを想像してみてください。シエナの家では、「寒くて布団から出られない」なんてことはありません。
断熱性とセットで考えるべき「気密性」
断熱性だけ高めても、省エネで快適に暮らせる家にはなりません。断熱性とセットで考えなければならないのが「気密性」です。
極端な話、断熱性は「良い断熱材」を使えばどうとでもなります。しかし、壁や天井に良い断熱材をいくら入れても、「スキマ」が開いていれば意味がありません。壁や天井のつなぎ目や、配線を通すための穴など、わずかなスキマから暖かい(涼しい)空気は逃げていきます。
だからこそ、私たちは気密性にこだわっています。「良い断熱材」を使えば何とかなる断熱性と違い、気密性を高めるのは根気のいる作業です。設計を工夫し、スキマが開いていないかチェックし、見つけたら一つひとつ丁寧に塞いでいく…。
この作業には時間も手間もかかります。シエナホームデザインは地域の小さな工務店ですが、小さいからこそ一つひとつの家に時間と手間をかけられるのです。
小さな工務店にしかできない、大きなハウスメーカーでは真似できないことが、「手作業でスキマをなくし、気密性を高めること」だと思っています。
シエナのおすすめは「HEAT20」の高性能住宅
省エネ住宅の基準のひとつに「HEAT20の定める規格」があります。HEAT20とは、2009年に発足した「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称です。シエナホームデザインでは、彼らの定めた省エネ住宅の基準に照らし合わせて家づくりをしています。
HEAT20の目的は、「長期的な視点に立ち、地球温暖化やエネルギー問題を解決すること」です。住宅において、これらの問題は省エネ化を極めることで解決できます。より少ない電力やガス・灯油で快適な室温を保てれば、環境への悪影響も最小限で済むというわけです。
私たちのおすすめは、HEAT20の定めた基準の「G1」「G2」を満たす家です。特に、予算の問題がないモデルハウスは、より高性能な「G2」基準で建てています。
モデルハウスでは一日中エアコンを点けたままにして、室温の変動や消費電力量などのデータを取っています。外気温にかかわらず室温の変動は少ないですし、消費電力量も一般的な住宅に比べてわずかなものです。
玄関に一歩足を踏み入れれば、シエナの家の快適さが体感できるはずです。室温や消費電力量のデータを見ながらお話することもできるので、ぜひ一度、私たちのモデルハウスに遊びにきてみてください。
シエナの高性能住宅には、健康・節約・省エネの3拍子が揃っている
気密性と断熱性にこだわり抜いたシエナホームデザインの家は、どこにも負けない「真の高性能住宅」だと自負しています。
私たちは家づくりをするとき、健康・節約・省エネを3本柱にして考えます。家は家族が一日の大部分を過ごす場所であり、健康的に暮らせる場所でなくてはなりません。「電気代がかかるから…」とエアコンを点けるのを我慢する人もいますが、私たちの家で、そんな我慢はしてほしくありません。
家が常に快適なら、朝目覚めるときも、夜家に帰ってくるときも、少し気分が晴れやかになります。省エネな家づくりをすることは、地球環境を守ることにもつながります。シエナの家は、人にも地球にもやさしい家なのです。
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