【教えて!シエナの家づくり】その43.設計料には何が含まれる?コストカットのコツは?

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2022年05月10日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第43回の質問は「設計料には何が含まれる?コストカットのコツは?」です。

設計って何をするの?

家の設計と聞くと、「間取りづくり」をイメージする人が多いでしょう。たしかに間取りづくりは設計の一部ですが、それ以外にもたくさんの項目が含まれています。

【設計に含まれる項目】

  • 間取り
  • 法律に則った設計
  • 図面や書類の作成
  • 断熱や気密などのプラスアルファの機能

間取り

設計と聞いて最初にイメージするのは、やはり家の「間取りづくり」でしょう。どんなお部屋をどこに配置するのか、インテリアやエクステリアはどんなテイストにするのかなど、施主さん側から見てもっともワクワクする項目です。 これは工務店に一任するのでも、施主さん側ですべて決めるのでもなく、できるだけ細やかな打ち合わせをしながら決めていくのが理想です。 まずは家族でモデルハウスやいろいろな会社の施工実例を見て、どんな家を建てたいのか、各自イメージを膨らませてみてください。最近ではInstagramで施工実例を公開している会社や、「自分たちのこだわりを詰め込んだ理想の家」の写真を投稿している個人の方も多いです。 家族それぞれでイメージを膨らませながら、どんな家を建てたいか、家族みんなで話し合ってみてください。結論が出なくても構いません。大切なのは家族がそれぞれの意見を知り、工務店やハウスメーカーとの打ち合わせのときに、それを共有できるようにすることです。 結論は工務店やハウスメーカーとの打ち合わせの中で、少しずつ固めていけばいいのです。

法律に則った設計

建築というものは、いろいろな法律に縛られています。例えば次のような要素は、建築基準法をはじめとする法律で厳密に決められています。

【建ぺい率、容積率】 建ぺい率は「敷地面積に対する建物の面積」、容積率は「敷地面積に対する延べ床面積」のことです。例えば100平方メートルの土地で建ぺい率50%、容積率100%なら、建物の面積は50平方メートルまで、延べ床面積は100平方メートルまでとなります。 計算式は、それぞれ次の通りです。 建ぺい率(%)=建物の面積/敷地面積 × 100 容積率(%)=延べ床面積/敷地面積 × 100

 

【高さ制限】 地域の景観や暮らしやすさを守るためには、建物の高さを制限するルールが必要です。例えば戸建て住宅が立ち並ぶ住宅地の中に、高層ビルや高層マンションをルール無用で建てられるとなれば、もともとあった住宅の日当たりや風通しが悪くなってしまいます。 この高さ制限は「用途地域」や「都市計画」により、地域ごとに異なる上限が定められています。絶対高さ(高さ〇mまで)のほかに、道路や隣の敷地の日あたりや通風を考えた制限もあり、いくつもの要素を俯瞰して設計しなければなりません。

 

【換気】 換気については、2時間に一度、家中の空気が新しいものに入れ替わるように設計しなければなりません。 現在の住宅は昔に比べ、気密性が高いです。これは空調効率で考えればメリットですが、建材や家具などから放出される化学物質が室内に溜まり、「シックハウス症候群」になるかもしれないというリスクも抱えています。このような疾患を防ぐために、換気に関する制限ができたのです。

 

【採光】 窓から日光をどのくらい取り入れるのか(採光)も、法律で定められています。建築基準法では、採光ができる窓や開口部を、居室の床面積の7分の1以上設けなければならないと定められています。 ただ、これは窓がたくさんあればいいというわけではなく、「採光ができる窓」が7分の1以上必要ということです。隣の敷地との境界線ギリギリまでに建物を建てる、つまり「採光に有効ではない窓」は、この7分の1の面積に含まれないこともあります。

図面や書類の作成

実際に家を建てる大工さんが使う図面や、行政の検査を受けるための書類などを作ることも、設計に含まれます。 また、住宅ローンの控除を受けるために断熱性の高い家を建てるような場合、控除の基準を満たしていることを証明するための書類も作らなければなりません。

断熱や気密などのプラスアルファの機能

断熱性や気密性などの、「暮らしやすさを確保するための機能性」を高めるための工夫も、設計に含まれます。特にシエナホームデザインでは、断熱性と気密性にとことんこだわった家づくりをおすすめしています。 断熱性・気密性を下げれば、家づくりにかかるコストは下がるかもしれませんが、これは上手なコストカットとはいえません。これらの機能性を下げた分、完成したお家での暮らしでかかる「光熱費」が高くなるからです。 光熱費はずっとかかるものです。「ちりも積もれば山となる」というように、トータルで見れば、設計時にカットしたコスト以上のお金が出ていくことになるでしょう。

設計や建築も”分業化”が進んでいる

ここまで紹介したように、設計にはさまざまな項目が含まれています。当然、設計や建築に関わる人もたくさんいます。たくさんの人が関わるものだからこそ、設計料はそれなりの価格になるのです。 ただ、これらの設計を自社ですべてやっている会社もあれば、外部に委託している会社もあります。外部委託となると、委託先への依頼料がかかるわけですから、設計料もコストアップするかもしれません。

設計料を下げるには、”自社で設計できる会社”がおすすめ

設計料を下げるには断熱性や気密性などの「プラスアルファの機能性」で妥協するよりも、「設計を自社で完結できる会社」を選んだ方がいいかもしれません。断熱性や気密性はその後の暮らしにもかかわってくる大切な要素ですが、設計を誰がやったかは、施主さんにとっては重要ではないでしょう。 もちろん、設計料だけで工務店やハウスメーカーを選ぶのはおすすめできません。家はずっと暮らす場所ですから、家族の好みに合ったデザイン、ライフスタイルに合った間取りづくりができる会社を選ぶべきです。 ちなみに、シエナホームデザインは設計のすべてを自社で完結しているので、余計なコストがかかりません。その分、断熱性や気密性を高めることにお金をかけるのが、シエナのおすすめする「家づくりプラン」です。 私たちの建てる家ではどんな暮らしができるのか、設計料にどんな項目が含まれるのか、もっと詳しく知りたい方は下記リンクからお気軽にお問い合わせください。 Webで聞いてみる 「お問い合わせの種類」で、「その他お問い合わせ」を選び、ご相談内容を記入してください。 LINEで気軽に聞いてみる 公式LINEに登録すれば、LINEで気軽に相談できます。ちょっとだけ気になることがある方にもおすすめです。

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