【教えて!シエナの家づくり】その24.浴室の特徴は?
家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第24回の質問は「浴室の特徴は?」です。
ユニットバスのメリット
シエナホームデザインでは、お風呂(浴室)にユニットバスを採用することが多いです。ユニットバスには、次のようなメリットがあるからです。
【ユニットバスのメリット】
- コストが低い
- 工期が短い
- 断熱性や防水性が高い
- 掃除がしやすい
ユニットバスは、浴室に必要な設備がすべてセットになっている「商品」です。壁や床、天井、浴槽、棚や鏡などのその他備品もすべてセットにすることで、コストを抑えられます。セット商品を使うわけですから、組み立ても早くでき、工期も短くできます。
イチから浴室を作る「在来浴室」は、こだわればキリがありません。お風呂にどのくらいお金をかけるか、どのくらいこだわって作るかにもよるため、「ユニットバスは在来浴室の何割くらいのお金と時間で作れる」とはいえませんが、工期もコストもかなり抑えられるでしょう。
ユニットバスの壁や天井には「つなぎ目」がないため、水漏れの心配もあまりありません。「浴室用の部屋を作り、その中にユニットバスを入れる」という構造上、断熱性も高いです。 樹脂やホーローなどの「汚れが付きにくく、落ちやすい素材」で作られているため、掃除も簡単です。「タイルの目地に溜まった汚れがなかなか落ちない」という悩みとも無縁でしょう。
ユニットバスを使わない場合は?
ユニットバスはコストや工期を抑えられるうえ、機能性も高く、掃除もしやすいです。「とにかく便利な浴室」といえるでしょう。 ただ、浴室は一日の疲れを洗い流すリラックススペースでもあります。お風呂に入るのが大好きで、好みを詰め込んだ「こだわりの浴室」を作りたい人もいるでしょう。
そんな方には、イチから浴室を作る「在来浴室」もおすすめです。在来浴室ならほかのお部屋と同じように、広さもデザインも好きなようにできます。
例えば純和風のひのきのお風呂、タイルを使ったアンティークなお風呂などを作れば、毎日の入浴がもっと楽しくなるでしょう。浴槽を大きくすれば、手足を伸ばして、温泉気分でお湯に浸かることもできます。
シエナのおすすめは「吹き抜けのお風呂」
シエナホームデザインでは、天井のない「吹き抜けのお風呂」を作ることがあります。吹き抜けのお風呂は天井が高く開放的なのはもちろん、ほかにもさまざまなメリットがあります。
例えばこのお風呂は、天井部分で2階廊下とつながっています。お風呂で発生した「水蒸気」が天井まで昇り、2階廊下から家中に広がることで、冬の乾燥対策にもなるという仕組みです。
こちらのお宅のお風呂は吹き抜けではないものの、天井付近に「開口部」を設けています。開口部から水蒸気が家中に広まるのはもちろん、隣接したLDKにいる家族と、お風呂の中から会話することもできます。
こちらの家庭の旦那さんはお仕事が忙しく、家族との時間をあまり取れないのが悩みでしたが、「LDKの家族と会話できるお風呂」のおかげでコミュニケーションの時間が増えたと嬉しそうでした。
お風呂は一日の疲れを洗い流す、大切なリラックススペース
お風呂に入っているときが一番落ち着くという人も多いでしょう。浴室は寝室と同じくらい、あるいはそれ以上に大切な「リラックススペース」です。コストを抑えるのも大切ですが、こだわりを詰め込んだり、快適な空間にするための工夫を盛り込んだりするのも大切です。 例えばユニットバスを使うとしても、なるべく大きな浴槽、縦長な浴槽を選びましょう。シエナホームデザインでは、手足を伸ばしてくつろげるようにと、少し浅めで縦長な浴槽を採用しています。座椅子に腰掛けるような体勢でお風呂に浸かれるのでリラックスできますし、やや浅めなのでお湯もそんなに使いません。 冬の乾燥が気になる方、コストを抑えてリラックスできる浴室を作りたい方には、「吹き抜けのお風呂」もおすすめです。
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