【教えて!シエナの家づくり】その75.シロアリ対策は何年おき?

2023年12月05日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第75回の質問は「シロアリ対策は何年おき?」です。

新潟には「ヤマトシロアリ」が多い

シロアリにはいくつかの種類があり、生息地もそれぞれ異なります。新潟では「ヤマトシロアリ」という種類のシロアリが多いです。

ヤマトシロアリはほかのシロアリに比べて活動が鈍く、ヤマトシロアリが出たからといって家がすぐに倒壊するということはないでしょう。

ただ、日本のシロアリ被害の大部分はヤマトシロアリによるものです。これはヤマトシロアリが日本中の広いエリアに生息するためと考えられますが、「活動が鈍いヤマトシロアリだからといって侮ってはいけない」ことは確かです。

薬剤によるシロアリ対策

シロアリ対策は大きく「薬剤による対策」と「構造上の対策」に分けられます。

薬剤で対策する場合、新築時に薬剤をまいてシロアリを駆除したり侵入を防いだりします。ただ、薬剤の効果が続くのは5年ほどで、それが過ぎてしまえば家は無防備な状態になってしまいます。また、薬剤は一般的に化学物質であり、人体に対して完全に無害とも言い切れません。

薬剤を使うか使わないかは考え方次第ですが、「薬剤のみに頼ったシロアリ対策」はおすすめできません。

構造上のシロアリ対策


薬剤の効果は5年ほどでなくなってしまうため、そのままでは家がシロアリに対して無防備な状態になってしまいます。5年ごとに薬剤をまくという方法もありますが、手間がかかるうえ、安全面から薬剤はできるだけ使いたくないという人もいるでしょう。

そこでおすすめしたいのが「構造上のシロアリ対策」です。シロアリが入ってきにくいよう、入ってきてもすぐに見つけられるよう、家づくりの際に工夫を施します。

たとえば建物と地面が直接触れないように基礎を造る、シロアリが移動する道「蟻道」を見つけやすいよう化粧のモルタルを塗らないなどの方法が考えられます。

シロアリはどこにでもいる!侵入を完全に防ごうとするのではなく、見つけて駆除する意識を持とう

新潟には食害が速いイエシロアリはほとんどいません。シロアリが出たとしても、活動が鈍いヤマトシロアリがほとんどなので、シロアリを見つけてから駆除をするのでも十分に間に合います。

シロアリはどこにでもいて、その侵入を完全に防ぐことは難しいでしょう。侵入対策も大切ですが、シロアリは必ず侵入してくるという前提でいること、そのうえで早期発見・駆除を心がけるべきです。

シエナホームデザインでは、シロアリが侵入しづらく、侵入してきても見つけやすい家を建てています。具体的にどんな対策をしているのか気になる方は、モデルハウスまでぜひ遊びに来てください。どの部分にどんな対策をしているのか、実際のお家を見ながら説明させていただきます。

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