もしも我が家で”リモートワーク”をするなら【心構え編】
新しい生活様式の浸透に伴い、新潟でも、リモートワークを取り入れる会社は増えました。フリーランスのような人も、家で働くことが多いでしょう。
今回は、リモートワークで大切にしてほしい”心構え”をお伝えします。家は、家族みんなが安心できる場所であるべき。リモートワークでは、家族に対する”エチケット”を忘れないでください。
リモートワークに”仕事部屋”は必須
会社がリモートワークを採用し、自宅で働くことになるなら、”仕事部屋”は必ず用意しましょう。リビングやダイニングのような、「家族の過ごす部屋」で仕事をするのは、おすすめできません。
家というのは、生活するための場所です。自分がリモートワークになり、家で仕事をすることになったからといって、家族は違います。家族は、仕事や学校が終わり、疲れて家に帰ってくるはずでしょう。
そんなとき、家で仕事をしている人がいたら、どうでしょうか。
「仕事を邪魔しちゃいけない」と家族に遠慮をさせたり、忙しそうなオーラを出して、家族にプレッシャーをかけたりしてはいけません。キーボードを叩く音も、気になるでしょう。
我が家くらい、家族にとってくつろげる場所であってほしい…
多くの人が、きっとそう思うはずです。ならば、たとえ家で仕事をすることになったとしても、家族の前では仕事をしないべきなのです。
公私の境目は”空間”でつける
仕事部屋を作るのは、家族のためだけではありません。自分自身のためでもあります。
会社で働いていた頃は、会社は仕事をする場所、家は家族と話したり自分の好きなことをしたりする場所として、自然と「オン/オフの切り替え」ができていたでしょう。それは、家では仕事をするための十分な環境がなく、「家で仕事をする」ということがイレギュラーなことだったからです。
しかし、リモートワークが始まれば、そうはいきません。家にも仕事をするための環境が整い、家で仕事をすることが、自然なことになってしまうのです。
もっと言えば、会社から家へと帰る必要がないので、いくらでも仕事ができてしまいます。仕事に対して熱心な人や、責任感の強い人ほど、この罠にはまりやすいです。
「今のうちにアレもやっておこう」
「コレをしておけば、後で楽になるな」
※ちなみに「コレをしておけば、後で楽になるな」は、ほぼ実現しません。余裕ができた分、ほかの仕事をしてしまうでしょう。
ついつい自分を仕事漬けにしてしまわないためにも、仕事部屋から一歩出れば、オフの気持ちに戻れるようにしてください。
自分のためにも家族のためにも、メリハリをつけて
新しい生活様式が浸透したことに伴い、リモートーワークも普及してきました。
私の周りにも、家で仕事をする人は増えてきました。シエナホームデザイン編集部も、家で仕事をすることはよくあります。
仕事熱心で、リモートワークに慣れていない人は、今回お伝えしたような”悪循環”に陥る可能性が高いです。せめて、私たちの身近な人には「家族のために仕事を頑張ろうとしたことで、かえって家族を苦しめてしまった」という思いを、してほしくありません。
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