ステイホームで溜まる”3つのストレス”、原因と解消法を紹介します
ステイホームが叫ばれるようになり、リモートワークも普及した昨今、「自宅で過ごす時間」が増えた人も多いでしょう。自宅は会社や学校から帰ってきて、心身を休める場所です。しかし、ずっと自宅に居続けるのも、かえって疲れるものです。
今回は、家の中で長く過ごすことで、どんなストレスが発生するかを解説。ストレスを溜めないための工夫も紹介します。
ステイホームでストレスが溜まる、3つの原因
長い間自宅にいることで、ストレスを感じる人は多いでしょう。中には、毎日出かけるよりも、家の中に居続けることに疲れてしまう人もいます。
なぜ、自宅にこもっているだけで、こんなにも疲れてしまうのでしょうか。主に、3つの原因が考えられます。
- 自宅が散らかってる
- 運動不足
- 人と会話していない
家の中でじっとしていることは、一見、楽なことと感じるでしょう。
しかし、会社や学校に行くことは、ストレス発散にもなります。ずっと自宅にいることで、今までは存在しなかった「ストレス要因」が、いつの間にか生まれてしまうかもしれません。
「ステイホーム」で発生するストレスの原因と、その解決方法を、ひとつずつ見ていきましょう。
自宅が散らかっている
今自宅でこの記事を読んでいるなら、少しだけ画面から目を離して、辺りを見回してみてください。
ものが散らかっていませんか?
床や棚に、ごみや埃がつもっていないでしょうか?
部屋が散らかっていると、それだけでストレスを感じてしまいます。原因は、私たちの”脳の仕組み”です。
私たちの脳は、目から入ってきた情報を、否応なしに処理しなければなりません。自分にとってどうでも良いものでも、特に意識を向けなくても、脳は見たもの全ての情報を処理しています。
目に入るものが増えるほど、脳が処理しなければならない”視覚情報”も、増えるのです。絶え間ない情報の流入に、脳は疲れ切り、私たちは大きなストレスを感じるでしょう。
まずは、部屋をきれいに片付けましょう。
片づけをする前は面倒に感じても、だんだん気分が上がって、楽しくなっていくはずです。見違えるほどきれいになった部屋を見れば、心も晴れやかになるでしょう。
運動不足
部屋がきれいに片付いたら、床にはそれなりのスペースができているはずです。片付けや掃除をして生み出したスペースを使い、軽い運動をしてみましょう。
適度な運動は、ストレス発散になります。
疲労が溜まっているとき、いくら休んでも疲れが取れなかったのに、軽い運動をしたら楽になったことはありませんか?
自宅でできるヨガや筋トレ、簡単なストレッチでも、ストレス発散には十分。むしろ、身体に過度な負担がかからず、ちょうどいいくらいです。
YouTubeで「ヨガ」「自宅 筋トレ」「自宅 ストレッチ」と、検索してみましょう。
今すぐ、自宅でできる運動を、プロのコーチが教えてくれます。「初心者向け」「ダイエットにおすすめ」など、自分に合った動画を探してみましょう。
人と会話していない
人と話したり、複数人で何かしたりするのが苦手な人でも、「誰とも、全く会話しない環境」が続けば、ストレスを感じます。
いわゆる「人との会話がストレスになる人」にも、それなりの会話やコミュニケーションは必要なのです。むしろ、自分からコミュニティに入ったり、積極的に友人を作ったりするのが苦手なので、会話しないことによるストレスを感じやすい人ともいえます。
仕事や生活への不満や不安は、人に話すだけで軽くなります。楽しかったことや嬉しかったこと、生活の中でのささいな発見などを人に話せば、心が明るくなります。
家族や友人と会える機会がないのなら、電話やビデオ通話でもかまいません。何か深刻な問題を抱えているなら、公営の電話相談窓口を利用するのもいいでしょう。
「ストレスが溜まっているな」「最近ずっと、心が重たいな」と感じたら、まずは誰かに話してみてください。
ほんの少しの工夫で、ステイホームのストレスは激減します
ステイホームの推進やリモートワークの普及で、私たちが家の中で過ごす時間は、以前よりずっと増えました。
「ずっと家に居られるなんて、最高!」と思っていた人でも、いざ自宅にこもりきりになると、想像以上にストレスを感じるものです。
まずは、我が家が快適な空間になるよう、片付けと掃除をしてください。心身の健康を守るために、適度な運動をして、人との関わりを維持しましょう。
私たちは「家族みんなが満足する、理想の我が家」を建てることはできますが、その我が家でどう生活するかは、住む人次第です。
原因不明の不調を感じたら、自分の心身と生活、そして我が家を見つめなおしてみてください。今回お伝えしたことを生活に取り入れて、毎日をもっと楽しみましょう。
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