新年あけましておめでとうございます
昨年暮れにモデルハウスが完成し、おかげさまで宿泊体験
される方も増えてまいりました。
高性能住宅といっても実際に体感してみないと、どれだけ
すごいのかはわかりませんね。
Ua値0.29というのは日本で一番寒い地域の北海道旭川で建つ
高性能住宅のグレードです。
ちなみに3年前に作った自宅はZEH仕様です。
Ua値は0.5くらいですので、作った当時はきっとすごい断熱
性能でさぞかし温かいんだろうなと期待していたわけです。
しかし住んでみるとそれほどでもなく、真冬には床暖房が必要
です。
サーモカメラで撮影するとこんな感じで、床面と天井面では温度
ムラがあります。
まぁ、寒くはないのですがちょっと期待が大きかった分ちょっと
残念でした。
今、国では住宅の断熱性能を上げていこうと2020年断熱基準の義
務化に向けて動きだしています。
メーカーなど「ZEH」「ZEH」とさわいでいますが、2020年の基
準はせいぜいこんな程度のものでしかありません。
太陽光発電設備や、ばか高い省エネ設備をくっつけて帳尻だけ合わ
せたゼロエネルギー(ZEH)ハウスがたくさんあります。
設備はいつか壊れますし、そこでまた新たな出費が発生します。
しかし、家そのものの断熱性能はその家が存在する限り永遠に機能
するわけです。
重要なことは、チカラ技で省エネルギーを達成すのではなく、でき
るだけパッシブに実現していくのが理想的です。
家の外皮を強化して、できるだけ省エネルギーの機器を選択するこ
とが重要であると考えます。
今回のモデルハウスはそんなコンセプトで作られています。
暖房は6畳用エアコンのみ、しかも市販の一番安いモデル。
室内はどこでも23℃前後をキープしています。
換気は地中熱を回収し、なおかつ排気時にもっていかれる熱を交換
することで、外気が0℃でも室内には約18℃で入ってきます。
室内はまったく別世界です。
サーモカメラで撮影すると室内が均一な色。
つまり温度差がないということです。
ですから、来る人みんなに「床暖房が入ってる?」と聞かれます。
私も何度か泊まってみましたが、実に快適です。
この環境を実現するのには断熱性能+気密性能+換気システム
この3つが高い次元で融合しなければなりません。
ハウスメーカーが苦手てとする気密。について次回はおはなしした
いとおもいます。
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