暖かい家は寿命を延ばす
今週発売の週刊文春にこんな記事が載っていました。
「温かい家」は寿命を延ばす。
とあります。
聞いたことがあるかも知れませんが、日本の家は世界の基準から見ると
断熱性が立ち遅れていて、それが原因で冬場お風呂場などでヒートショック
による死者が2012年の統計で1万5千人だそうです。
交通事故の死者が4000人程度ですので、いかに多数の方が亡くなっているか
ということです。
死に至らなくとも、寒い家は健康損なう研究結果もでています。
例えば、寝室の室温が18℃以上の場合と比較して、それ以下の場合の高血圧症
の発症率は6~7倍にもなるそうです。
脱衣所の温度が14℃と12℃の家では健康寿命に4歳も開きが出るそうです。
たったの2℃でこの差ですから、脱衣所が温度を20℃に設定していればすごい
ことになりそうです。
また、その効果は脳の老化にも大きな影響があって、温かく暮らす方が
神経線維に6歳以上差がでるという研究結果もあるそうです。
住宅の断熱性能に『UA値』というものがあります。数値が小さいほど性能が
高い(保温性がある)ということになります。
この数値は新潟エリアで0.87以下とする2020年に義務化されることが決まって
います。
2015年の国土交通省の発表ではこの値を満たしている住宅が全住宅の5%程度
だそうです。
私が思うに、この0.87はまだまだ全然甘い数値で、このような基準で満足しては
いけないと思います。
ちなみに当社の一番ベーシックのタイプの住宅でも0.55~0.6です。
さらにグレードの高い0.3程度のものまであります。
つまり、そこに住まう人が健康に長生きするには家の断熱性は不可欠なものなのです。
ただし、この断熱性も扱いを間違うとせっかくの効果を損なうことがあります。
プロでも間違う断熱の勘違いとは。。。。
また次回にお話しさせていただきます。
新潟市で新築、一戸建てを考えの方は、シエナホームデザインへ
CONTACT
資料請求・見学予約受付中